ここから始まったんだね

よく聞かれるんですわ。


「なんで劇研なの?」って。


なんでって言われてもバンドサークルの人が音楽が好きなように芝居をみるのが好きだったからです、としか言えないじゃんねと思うのです。

おいらの家は、ばぁちゃまもおかんも芝居を観にいくのが好きな方たちなので、おいらも小さいころからやれ新宿コマやら帝劇やら赤坂の四季シアターやらにいってました。


そもそもおかんは着付の学校に行っていたとき、舞台裏で着物を役者に着せるバイトをしたりと意外と芝居に詳しかったり。たまにテレビを見ながら「あの人、スタッフとかちょい役の人には一切あいさつも返さない人だった」とか言いだすからあなどれない。


そんな環境だったから小さいときから別に芝居を観にいくことはおいらのなかでは特別なことじゃなく、映画を見るのと変わらないことだった。というより映画を見ない環境なので映画館よりも芝居を観に行った回数のほうが多い気がする。

今までに観た舞台の中で一番衝撃を受けたのがスサノオだったなぁ。単に松岡くんが観たかったのと暇だったっていう理由で行ったけど、帰りの電車で興奮しっぱなしだった。ああいう自由な感じの舞台を観たのは初めてだったから。今考えると別に普通の芝居だったと思うけど、劇団四季観ていた子には新鮮だったのです。

それで芝居に興味を持ったってこともありーので劇研にいるのですわ。別に強い動機もないです。雰囲気と飲み会がおもしろかったからとかです。でもまさかここまでになるとは思ってなかったけどね。動機なんてなんでもいいのよ、楽しければさ。